夜ノヤッターマン4話。
サブタイと序盤のおふざけ描写からギャグ回だと思わせておいてとんだ鬱回だよ！
強制連行にだれも逆らえず村人が皆万歳で送りだす光景。
あまつさえ約束を破られ旦那が連行され、泣きながら万歳で送る妊婦は痛々しいなんてものじゃなかった。
夫妻の裏切り自体はドロンジョ様の計画性の無さや母子の健康を考えたらそうなるのも無理はないけど、
戦闘でのぼろ負けや終わってからの拒絶も含めてドロンボーの完全敗北感酷くて辛い。
それでもなお笑おうとするドロンジョ様がほとんど泣き声なのがまた辛い。
ついでにあの夫妻は蜂モチーフだったし生まれてくる子はみなしごハッチなんだろなぁと考えると更に辛い。
で、その暗い展開の中出てきた新キャラのゴロー将軍。
最初HIYAMAボイスでなんか吹き出しちゃったけど、キングダム側に人間っぽいのが居たのがまず驚き。
顔半分マスクしてるしなんかそっちの目でロックオンみたいのしてたし純正の人間かは微妙な所だけれど、
今まで完全メカだったキングダム側に出てくるにはあまりに異質。
将軍という地位も踏まえると、キングダムの中枢に何がしかの人間のがいるのか？とも考えられるが、
個人的には、人間だけれど完全に洗脳やサイボーグ化されていて操られている説を推したい。
これまで不思議だったヤッター兵がいるのにわざわざ人間に強制労働させる件も、
人間をもとにヤッター兵を作りそれを労働力としていると考えれば納得できる。
ついでに4話で強制連行があったのは、2話3話でドロンボー一味が何体もぶっ壊したせいじゃないかと。
話が戻ってゴロー将軍。
サイボーグ化説を採用するなら、将軍というくらいだし元となった人間はある程度の重要人物だったと思われる。
見た目はハッチのサムライアリに似てるだの顔にゴーダムの5が付いてるだの言われていたけれど、
その辺は正直詳しくないし何かはっきりしないのでスルー。
自分がまず気になったのは使っている武器。
電撃で相手をしびれさせる杖と言えばヤッターマン2号のシビレステッキ。*1
そして2号関係と仮定してゴロー将軍と言う名前を当った時に出てくるのが、2号の父親の吾呂三（ごろぞう）の名前。
更に注目すべきはガリナとアルエットがメインのED映像。
この中の特徴的なシーンに、少女と犬、女性、杖を持った男がシルエットでまとめて写されるシーンがあり、
断定はできないけれど、少女は犬を飼っていたと何度も示されているアルだと思われる。
そしてその犬のシルエット、更には男の持っている杖の形状が、ゴロー将軍の杖と連れている犬ロボと似ている。
おまけに同ED内でゴロー将軍が乗っていたヤッターパグもコミカルな感じで登場している。
まとめると、「2号と似た武器を使い」「2号の父親と名前が似ており」「アルエットと関係がありそう」であり、
つまりゴロー将軍とは、夜ノ世界での2号と目されるアルエットの父親なのではなかろうか、と推測される。
戦闘シーンでガリナとアルと直接顔を合わせていなかったのも後で気づく伏線的な。
声は聞いている筈だけど。
あとサイボーグ化説採ると今まで倒してきたヤッター兵の分後味悪くなるけど。
そんな感じで。
*1:話ずれるけれど3話でアルエットが男二人に触れた時に痺れてたのはステッキの代わりかなと思ったけど書いてなかった
